今年の目標を立てましょう [目的と目標]


新年、あけましておめでとうございます。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

年始は気持ちを新たに切り替えるためのいいタイミングですね。
何をすればいいのかと言えば、目標を立てることです。
夢と目標の違いは大丈夫でしょうか?
具体的で、計測可能で、達成可能で、現実的で、期限が明確なのが目標ですよ。
夢は力を与えてくれるものではあるけれども、具体的ではありません。
目標は長期目標を1年、中期目標を3ヶ月、短期目標を1ヶ月くらいで考えると良いのではないでしょうか(ここに明確な決まりはありません)?
計測可能でなければならない理由って何でしょう?
それは、そうでなければ、検証が不可能で、具体的な改善策を考えることが出来ないからです。
経営管理では、目標をPDCAサイクルで管理します。
これは、「計画→実行→確認→対策実行」の順でまわすと習います。
同じことは勉強でも活かせます。
目標を達成出来なかった場合は、理由をしっかりと考えて、次の一ヶ月ではそれを達成出来るようにしなければなりません。
そして3ヶ月先の目標達成につなげるようにするのです。
ということは、1ヶ月先の予定よりも先の予定の方がゆとりを持った計画である必要があります。
1ヶ月目に目標を達成出来なくて、それが理由で先の予定がすべて狂うのでは目標の意味がありませんから。
夢とは虹のようなものです。
それを掴めなくても良いのです。
前に進めば、その分だけ前に進んでしまう・・。
そしてそれを一生追いかけるのです。
夢は叶ってしまわないほうがいいという側面すらあります。
燃え尽き症候群になって、脳の活力が低下してしまうからです。
しかし、目標は違います。
必ず達成しなければなりません。
目標を立てても、立てても、達成しない人がいます。
大人にも子供にもいます。
これを「負け癖」と言います。
「負け癖」は厄介です。
一度、「負け癖」が付き始めると、何回でも負け続けます。
本当にタチが悪いです。
それに対して「達成癖」のついている人は、目標を達成しないと気がすみません。
そうしないと何か気持ち悪いのです。
これは大人でも子供でも例外はありません。
要するに「正のスパイラル」と「負のスパイラル」があるのです。
どちらを選ぶかは自分次第ですが、「負のスパイラル」に乗り続けるといつの間にか取り返しのつかないことになります。
では、「負け癖」のついてしまった人間が「正のスパイラル」に乗るのはどうすればいいのでしょう?これは実はカンタンなことなのです。
高すぎる目標を設定しないことです。
総じて、理想主義的な人は(夢見がちな子供は)、高すぎる目標を設定しがちです。
親が誤った理想を押し付けることで、無理矢理そうなってしまう子供もいます。
親の期待にこたえなきゃという健気な子供もいます。
何百人もの子供と接してきて、確信を持って言えることがあります。
どんな子供でも親の期待に応えようと、いつも一生懸命なのです。
ただ、残念なことに親の期待は、いつも子供のその時点での能力よりも高すぎます。
結果的に無理な目標設定になってしまうのです。
そして、「負け癖」がついてしまいます。
そうではなくて、「本当に達成出来るのか?」を常に見極め、カンタンな目標を設定させ、達成を繰返せるように指導方針を変えなければなりません。
そうして「正のスパイラル」に乗って、勢いをつけてから困難な目標に挑戦させるのです。
子供の「負け癖」が気になる、お父様、お母様。

今年はカンタンな目標で成功体験を積ませるようにしてみてはいかがでしょうか?

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