まわりを見渡すと・・ [塾の選び方]



「さぁ、そろそろ子供を塾にでも行かせるか!」

実際に、このように考えて動き始めると驚かれると思います。
塾ってこんなにたくさんあったのか・・と。
まさに乱立しています。
普段は目に入りませんが、あらためて見るとたくさんあるものです。
あるいは選択肢が少なすぎるパターンかもしれません。
大手の塾というのは、同じ地区に固まっている場合が多いからです。
あまりにも塾が少ない地域の場合は、同じ塾にみんな通っていたりします。
塾が家庭的な雰囲気になっている傾向が強いですね。

あまり選択肢がない場合はともかく、たくさんの中から一つを選ばなければならない場合・・。
塾長を判断基準にするのが一番確実ですというのが、先日のお話でした。

色々な名前の塾がありますね。
一体どの塾がいいんだろうと思って、ネットで調べるとあらためてびっくりです。
大手に関しては、どの塾も悪口ばかり出てくるんです。
いい意見もたくさんありますが、悪口の内容のひどいこと、ひどいこと・・。
余程、ひどい目にあったのでしょう。
気の毒に思います。
しかし、それを全て塾のせいにするのもいかがなものでしょう?
講師が書いている場合もあります。
バイトに厳しい世界なので、不満が爆発し、塾の誹謗中傷に走っていくのです。
塾というのは、買って終わりという商品と違うので、内部をかなり知ることになります。
その過程で知ったことをあることないこと書き綴っている人がいるので気をつけなければなりません。
保護者の書き込みも同様です。
塾については子供から聞くので、情報にバイアス(歪み)がかかります。
その歪んだ情報をもとに判断するので、言っていることが真実でないこともあるでしょう。
そして、その話を一般論として用いるので、あたかもその塾全体が悪いような書き方になるのです。
「関西人はフレンドリー→Aさんは関西人→Aさんはフレンドリー」にはなりません。
同様の論理の飛躍がそこにあることを見逃してはいけません。
大手の塾に関して言えば、全部見てまわるのは不可能なのですから。

つまり、ネットでの口コミや評判はほとんど当てにならないということです。
教室名のはっきりした塾なら、少しは信憑性がありますが、先に申し上げたように、子供からの情報でバイアスがかかっているため、それもそんなに当てになりません。
子供が自分の主張の正当性を示すために使う言葉はこれです。
「みんな言っているよ」
言っていません。
大人が騙されないように注意してください。

結局は自分の目で見極めるしかないのです。
逆にどんなにいいCMや広告をやっていたとしても、その内容はあまり当てになりません。
合格実績も疑わしいものです。
何人中、何人が合格したのか分からないわけですから・・。

世の中に有名な塾は数あれど、どのブランドもほとんど当てにならないというお話でした。



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