ビジョンの描き方① [目的と目標]


こんにちは。
今日は大人のための講座です。
どうすればビジョンを描けるのかについてお話を進めさせていただきます。

ビジョンとは「○○年後のあるべき姿」です。
こうなりたいという強い願望であり、イメージですね。
それが毎日の元気の源になるというお話でした。

でも、実際はどのくらいの人がこのビジョンを持って生活出来ているのでしょうか?
将来のイメージの重要性については認識出来ても、描き方が分からないために「ビジョンなんてないよ」という方が多いのではないかと思われます。あるいは毎日の生活が忙しすぎて、そんな暇はないとおっしゃられるかもしれませんね。いずれにしても、ビジョンはないという方が多いと思います。

今ある生活の延長線上に明るい未来はないのでしょうか?
決してそんなことはありませんね。
やりたいことを忘れているだけで、何歳になっても実現したいことはあるはずです。
どんな小さな事でもいいんです。
例えば、犬を飼うとかダンスを習うとか・・。
これをまずは一つ一つ書き出してしまいましょう。
もう無理やり書き出すのです。
どんなバカバカしいと思えるようなものでもいいので。
いくつ書き出すかと言えば、100個です。
これを「夢の100リスト」と言います。
100個もやりたいことを挙げるというのは、いわばアイデア発想です。
アイデア発想をするときのコツはとにかく量を出すこと。
これはアイデアを出すことを職業としている人に共通するやり方です。
もちろん使えないアイデアもかなり出てきますので、100個出たら、次にそれを削っていきます。
例えば、年収1億という夢とポルシェに乗るという夢があったとします。
年収1億円の夢を達成すれば、ポルシェはきっと買えるので、ポルシェの夢は削ります。
すぐに叶えられそうなものに関しては、目標にしてしまいます。
夢ではないので、それも削ります。
計画的に実現するようにしましょう。
削るというのが難しければ、トーナメント形式でもいいです。
夢と夢を比較しながら、「これとこれならこっちの方が叶えたい」というものを選んでいくのです。
目標に出来るものであれば、その時点で敗者になります。
そのようにして結果的に夢を5個以下くらいに絞れれば上出来です。
それがそのままビジョンになりますね。
10年先までにその夢を叶えられるように手帳に書き付けておきましょう。
あとはなるべく頻繁にそれを確認するようにします。
この作業で一番難しいのは夢を100個出すところです。
実際にやってみると分かりますが、30個くらいから先がなかなか出てきません。
そこで、おススメは誰かと一緒にこの作業をやることです。
他の人の意見を聞きながら、「あっ!その夢いいね」のような形でもらってしまうようにします。
5人位でやれば、100個くらいはすぐに出てきます。

こういうやり方を紹介しても、実行する人は0.1%もいないだろうな・・と書きながら感じています。
「ふぅん・・」とか、「なるほど」で終わってしまうんだろうな・・と。
本で紹介したとして1%、セミナーで紹介して5%くらいでしょうか?
実行する人の割合は・・。
(本気になってやればすぐに出来るんですけどね)

人って本当に行動しない生き物なんですよ。
塾とかこういう仕事していると嫌というほど実感しますね。
その通りにやれば、結果が出るって分かっていることでもなかなか出来ません。
その代わり、大人は「やらない理由」を見つけるのは上手なんです。
「それは前にやった」、「本当に効果があるのか信用できない」、「忙しい」・・・などなど。
行動しない=結果の出ない人たちの口癖です。
タダだし、ビジョンがないんだったら、やって損はないんだし、一度やるだけやってみればいいのにって思うんですが、まぁちょっとブログ読んだくらいでは重い腰が上がらない気持ちも良く分かります。

そこでもっと簡単に実行出来る方法を、次回紹介させていただきます。
でも、子供のためにまじめに取り組みます!という方は、ぜひ今回のやり方にチャレンジしてみてください。

大人のためのビジョン講座その1でした。
一回で終われるかと思いましたが、まだ続きます。




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