「社会」は覚えるだけ? [社会]
7月5日
さて、今日から「社会」に入ります。
その前に問題を出題します。
必ず一緒にやってみてくださいね。
では、いきます!!
今から30秒で下の数字を覚えてみましょう。
「916412022145」
いいですか?
それでは30秒数えます。終わったら紙に書いてみてください。
1
2
3
・・・
はい、終了。
皆さんの答えはどうなりましたか?
ちなみに解答は「916412022145」です。
覚えにくいですね。
ここで見事正解された方は喜んでください。あなたは「暗記力」があります。
子供にもためしてみてください。
もし正解であれば、あなたの子供の「暗記力」は優秀と言えます。
「単純暗記」式勉強法が向いているかもしれません。
そうです。
五感をフルに使いながら「鶴の恩返し」の鶴のように勉強する例のアレです。
例えば、「武家諸法度」という単語を声に出しながら、ノートに10回書いてみるとか・・。
漢字や英単語を覚えるようにどんどんノートに筆写していきます。
こうした子供は教科書丸写し勉強法でも効果が期待できます。
その際、重要な語句の欄を空白にして、書き写しましょう。
後からそれを自分用のテキストとして何回も確認しなおします。
あとはテスト前に問題集を最低3回やればそれでOK。最低でも平均点は取れるでしょう。
覚えられなかった方。
ちょいと工夫が必要になります。
こう覚えてみると、どうでしょうか?
「1964年 12月2日 21時45分」(最初の1と9を逆に覚える)
試しにもう一度チャレンジしてみてください。
今回は数えませんがいいでしょうか?
僕はたくさんの生徒にこの問題を出してきましたが、不思議なことに年号日付にすると、覚えられる生徒の数がかなり増えます。
もし疑われる方がいれば、周りの人間で試してみてください。
こういう状態のことを僕は「意味付け」と呼んでいました。
意味の分からない数字の羅列が「意味付け」されることで暗記しやすくなるのです。
塾で働いているとよくこういう言葉を耳にしました。
「社会なんて覚えるだけですから、受講しなくてもいいですよね?」
もうしょっちゅうです。
「社会なんて覚えるだけ・・・???」
果たしてそうでしょうか?
実はこれは大きな間違いなのです。
子供にとって社会の語句とは意味のない語句の羅列です。
「916412022145」をそのまま覚えるようなものです。
しかし、授業を受けることで多くの語句が「意味付け」されます。
それで格段に覚えやすくなるのですね。
食材を「調理」するようなものです。
生で食べてもお腹を壊さない人もいますが、火を通して「調理」をすることで吸収しやすくなります。
生でしか食べないものもあるのと同じように、そのまま覚えるしか仕方のない語句もたくさんありますが、ほとんどの語句は「調理」可能です。
しかし、社会の語句の「調理」は結構難しいです。
これは何を言いたいのかというと、「社会」の指導は難しいということです。
ですので、優秀な先生でなかったという理由で、あまり授業を受けても効果がない場合もあります。
個人的には五科の中で一番指導が難しい科目だと思っています。
しかし、もし極上の「調理」の腕を持った社会の先生がいるのであれば、「社会」の授業を受けさせる価値は充分にあります。「社会」って結構安易に考えられがちな科目ですが、得意になるといいことが多いですよ。
だいたいにして大学の文系学部なんてほとんどが「社会」関係です。
「法学部」、「経済学部」、「経営学部」、「国際関係学部」・・・このように。
先の数字が覚えられなかった方は、「意味付け」してから覚えた方がいいタイプです。
「調理」しないとお腹を壊してしまう人です。
社会の語句の「調理」は誰かにやってもらうのが一番いいのですが、自分でも出来ます。
それがノートまとめなんですね。
ノートに分かりやすくまとめることで難解な語句が何倍も覚えやすくなります。
しかし、ここで注意点を一つ。
女の子に多いのですが、ノートまとめをして試験勉強を終えてしまう子供がいます。
これでは点数が取れませんよ!
「調理」しても、食べなければ栄養になりません。
美味しそうな夕食を作って、ほったらかしにするようなものです。
では、「食べる」作業って一体何なのでしょう?
ここで初めて「鶴の恩返し」勉強法の登場です。あるいは問題集を解くのです。
食べやすく「調理」されていますから、格段に覚えやすくなっていますし、忘れにくくもなっています。
どんどん問題集を解いてください。
ここで重要な注意点を述べます。
「テキストは一冊を何回もやりこんでください!」
これは鉄則です。
違う問題集を1回ずつやるよりも、同じテキストを3回やるほうが効果があります。
テキストの使い方については次回も確認したいと思います。
※
私事ですが、転職し、関西から関東へ引越しをすることになりました。
環境が整うまでブログ更新がおぼつかなくなるかもしれません。
毎日更新出来なくなりますが、お気長に付き合っていただれば幸いでございます。
いつも読んでいただいている方々、申し訳ございません。
さて、今日から「社会」に入ります。
その前に問題を出題します。
必ず一緒にやってみてくださいね。
では、いきます!!
今から30秒で下の数字を覚えてみましょう。
「916412022145」
いいですか?
それでは30秒数えます。終わったら紙に書いてみてください。
1
2
3
・・・
はい、終了。
皆さんの答えはどうなりましたか?
ちなみに解答は「916412022145」です。
覚えにくいですね。
ここで見事正解された方は喜んでください。あなたは「暗記力」があります。
子供にもためしてみてください。
もし正解であれば、あなたの子供の「暗記力」は優秀と言えます。
「単純暗記」式勉強法が向いているかもしれません。
そうです。
五感をフルに使いながら「鶴の恩返し」の鶴のように勉強する例のアレです。
例えば、「武家諸法度」という単語を声に出しながら、ノートに10回書いてみるとか・・。
漢字や英単語を覚えるようにどんどんノートに筆写していきます。
こうした子供は教科書丸写し勉強法でも効果が期待できます。
その際、重要な語句の欄を空白にして、書き写しましょう。
後からそれを自分用のテキストとして何回も確認しなおします。
あとはテスト前に問題集を最低3回やればそれでOK。最低でも平均点は取れるでしょう。
覚えられなかった方。
ちょいと工夫が必要になります。
こう覚えてみると、どうでしょうか?
「1964年 12月2日 21時45分」(最初の1と9を逆に覚える)
試しにもう一度チャレンジしてみてください。
今回は数えませんがいいでしょうか?
僕はたくさんの生徒にこの問題を出してきましたが、不思議なことに年号日付にすると、覚えられる生徒の数がかなり増えます。
もし疑われる方がいれば、周りの人間で試してみてください。
こういう状態のことを僕は「意味付け」と呼んでいました。
意味の分からない数字の羅列が「意味付け」されることで暗記しやすくなるのです。
塾で働いているとよくこういう言葉を耳にしました。
「社会なんて覚えるだけですから、受講しなくてもいいですよね?」
もうしょっちゅうです。
「社会なんて覚えるだけ・・・???」
果たしてそうでしょうか?
実はこれは大きな間違いなのです。
子供にとって社会の語句とは意味のない語句の羅列です。
「916412022145」をそのまま覚えるようなものです。
しかし、授業を受けることで多くの語句が「意味付け」されます。
それで格段に覚えやすくなるのですね。
食材を「調理」するようなものです。
生で食べてもお腹を壊さない人もいますが、火を通して「調理」をすることで吸収しやすくなります。
生でしか食べないものもあるのと同じように、そのまま覚えるしか仕方のない語句もたくさんありますが、ほとんどの語句は「調理」可能です。
しかし、社会の語句の「調理」は結構難しいです。
これは何を言いたいのかというと、「社会」の指導は難しいということです。
ですので、優秀な先生でなかったという理由で、あまり授業を受けても効果がない場合もあります。
個人的には五科の中で一番指導が難しい科目だと思っています。
しかし、もし極上の「調理」の腕を持った社会の先生がいるのであれば、「社会」の授業を受けさせる価値は充分にあります。「社会」って結構安易に考えられがちな科目ですが、得意になるといいことが多いですよ。
だいたいにして大学の文系学部なんてほとんどが「社会」関係です。
「法学部」、「経済学部」、「経営学部」、「国際関係学部」・・・このように。
先の数字が覚えられなかった方は、「意味付け」してから覚えた方がいいタイプです。
「調理」しないとお腹を壊してしまう人です。
社会の語句の「調理」は誰かにやってもらうのが一番いいのですが、自分でも出来ます。
それがノートまとめなんですね。
ノートに分かりやすくまとめることで難解な語句が何倍も覚えやすくなります。
しかし、ここで注意点を一つ。
女の子に多いのですが、ノートまとめをして試験勉強を終えてしまう子供がいます。
これでは点数が取れませんよ!
「調理」しても、食べなければ栄養になりません。
美味しそうな夕食を作って、ほったらかしにするようなものです。
では、「食べる」作業って一体何なのでしょう?
ここで初めて「鶴の恩返し」勉強法の登場です。あるいは問題集を解くのです。
食べやすく「調理」されていますから、格段に覚えやすくなっていますし、忘れにくくもなっています。
どんどん問題集を解いてください。
ここで重要な注意点を述べます。
「テキストは一冊を何回もやりこんでください!」
これは鉄則です。
違う問題集を1回ずつやるよりも、同じテキストを3回やるほうが効果があります。
テキストの使い方については次回も確認したいと思います。
※
私事ですが、転職し、関西から関東へ引越しをすることになりました。
環境が整うまでブログ更新がおぼつかなくなるかもしれません。
毎日更新出来なくなりますが、お気長に付き合っていただれば幸いでございます。
いつも読んでいただいている方々、申し訳ございません。