国語力は総合力 [国語]

6月22日

今日から「国語」に入ります。
国語は中学校3年生までで言えば、一番重要な科目かもしれません。
国語力の3大要素って何だか分かりますか?
それはすなわち・・
文章を読み取る「読解力」
作文を書くための「表現力」
漢字や文法の「知識」
の3つです。
特に「読解力」は重要です。
スポーツに例えるなら「読解力」は運動神経と言っていいかもしれません。
「読解力」がなければ、他の科目すべてに影響が及びます。そんな科目は他にありませんし、「国語力は総合力」と呼ばれる所以はここにあります。
スポーツで言う運動神経が「読解力」だと述べました。
しかし、「運動神経」と「読解力」には決定的な違いがあります。
「読解力」は鍛えることが出来るのです。
(運動神経が鍛えられるのかどうか難しい議論はさておき)

初めて出会った生徒の模試結果を見るときに、よくこのように推測していました。
国語の読解力の出来が80%だとして、全体の模試結果が8割に及んでいなければ、その生徒の努力不足。逆に読解力が20%しかないのに、全体の成績がそれ以上取れていれば、
その生徒は自分なりに努力はしている。
どちらの生徒が指導しやすいかと言えば、圧倒的に前者です。
塾業界ではこういう言葉が言われるくらいです。
「国語の成績までは伸びる」
常にその通りとは言えませんが、かなり核心を突いた言葉だと思います。
国語の成績の中でも僕が注目していたのが、「読解力」です。
そうした理由から、先に述べたように、読解問題の正答率に注目していたのです。

この「読解力」はどのように鍛えることが出来るのか?
明日はその点についてお話を進めたいと思います。



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