通知表 [内申対策]


今日は学校の内申対策について書きたいと思います。
小学生の場合はそうでもありませんが、中学生の内申点は重要です。
内申点とは「通知表」のことですね。
受験をする際に、内申点は合否の基準に含まれます。
普通の私立中学受験では内申はあまり関係ありません。
得点が良ければ勝ちという弱肉強食の世界です。
大学受験でも一般入試では、内申はあまり関係がありません。
推薦入試やAO入試となると、「評定平均値」というものが問われますが・・。

高校受験の場合、内申の入試に占める割合は高いです。
基本的に高校の難易度が下がるほど、入試の内申に占める割合が高くなります。
入試では結果を出せなくても、3年間の努力を評価してもらえるわけですね。
内申を入試の点数にどのように加算しているかは、多くの学校では部外秘となっています。
乱暴な言い方をすれば、小学校の成績表は何でもいいわけです。
大半の子供は、その結果によって将来が左右されることはありません。
(その子の成長にとって精神的な影響力は多分にありますが・・)
しかし、中学校の内申は別です。
あまりに低い成績がついてしまうとダイレクトに高校受験に響きます。
特に中学校3年生。
その中でも2学期の成績は超重要です。
ここで悪い成績がつくと、受験の大きなハンディとなってしまう点は否めません。
さてさて、その重要な内申点ですが、内申を決めるポイントは基本的に3つあります。
・定期テスト
・提出物
・授業態度
この3つですね。
これをどんな割合で成績表に反映させているのかは、先生によって異なります。
ガイドラインはあるのでしょうが、成績はどうしても主観的な面が強くなってしまうので、結果的にはブラックボックス化されています。
いい意味でも悪い意味でも「何でこの子が!?」と思わされることは一度や二度ではありません。
私が初めて来た中学生に必ず聞く言葉があります。
それは、「この3つだったら、どれなら100点取れる?」です。
答えは「定期テスト以外」なのですが、当たり前の話ですね。
定期テストは色々な要素が絡みますが、提出物と授業態度は心構えの問題だからです。
ここで100点を取るのが、まずは内申対策の基本です。
まずはこの点で問題がないかしっかりとチェックしてください。
中学3年生の2学期になれば、きちんとするのでは?と皆思いますし、本人もそう考えているようなのですが、残念ながら、そんなことはありません。
それが、出来ない子供はいつになっても出来ないのです。
だから、実際に多くの高校では中学校3年生2学期の内申しか確認していません。
それを見れば、その子が人間的に成長しているかどうかを充分判断出来るからです。
そのときだけきっちりやるという芸当はほとんどの子供には出来ません。

テストでいい点数を取るというのは別問題なので、ここではおいておきましょう。
その他の二つで100点をもらうために、何が出来るのでしょうか?
また、それが出来ない子供はどうすればいいのでしょうか?

そういった点を次回は考えてみたいと思います。


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