集中力をつける方法 [モチベーション]


「うちの子供には集中力がなくて・・・」

よく聞く悩みです。
子供の学習について悩む多くの保護者に共通する悩みと言えるでしょう。
今日は集中力を高めるための極めて簡単な方法をご紹介させていただきます。
集中力を高めるためのキーワードは3つあります。
それは、

・「体力」
・「興味」
・「時間」

この3つです。
ここから考えていくようにします。
まず、どうにもならない問題。
「体力」が足りていない場合です。
自分の時間(テレビやゲームなど)を楽しんでいる様子が全くない場合は、これに該当するかもしれません。
やらなくてはならないことに精一杯で自分のことを考える余裕が全くない状況です。
小中高の1年生の初期は仕方のないことかもしれません。
体が慣れるまで優しく見守ってあげるようにします。
学校生活に、体力がいつまでも慣れない生徒もいます。
超体育会系の部活動に所属している子供です。
そんなウルトラハードな部活に所属してしまった場合は・・
部活動に任せてある程度はほうっておいて構いません。
それほどハードな練習を続けられるということは、充実しているということですよね?
部活中は集中していることと思います。
集中力は鍛えられているので、そちらにお任せしてしまいます。
こうした子供は瞬発力があるので、テスト前と受験前の1年で勝負をかけます。
体力と集中力には相関関係があるので、本人にとってはいい訓練となっているはずです。
必要最低限の学習は必要ですが、これは別の話なので、過去の記事を参考にしてください。
しかし、僕の見るところここまで厳しい環境を強いる部活動は稀です。
具体的に言えば、都道府県の大会でベスト3に入るくらいのレベルでなければ(マイナーなものは除く)、ここまでの練習は課していないと思います。
「疲れた」、「疲れた」と言いながらも、多くの子供は余力を残しています。
親から見てムダな時間が多いと感じるのであれば、体力的には問題ないといえるでしょう。
冒頭の言葉を言う保護者の方も大半はここに属しておられます。
よって、ほとんどの場合、集中力のない原因は別のところにあると考えられます。
僕の経験上、集中力がない子供のダントツのトップ理由は、

「勉強がわからない」

でした。
人間、わからないことには興味を持てません。
興味の持てないことに取り組んでいるから、いつまでも集中力がつかないのです。
そこで、集中力を高めるための学習法を公開させていただきます。
コツは二つです。

「勉強ではなく作業を」
「時間を計測する」

集中力をつけるには、考えなくていいような勉強からはじめると良いです。
頭ではなく、体を使って行なうイメージの勉強だから作業としました。
難しいことを考えなくて済む勉強を優先するのです。
具体的には漢字や英語の書き取り、英文や国語の教科書の音読、計算などですね。
仕事でもそうだが、簡単な作業には飽きがきます。
そこで二つ目のポイントです。
それらの全てを時間計測しながら行なうのです。
1桁同士の足し算などは、単純極まりないので、そのままでは面白くないが、「100マス計算」のようにゲーム性を持たせて時間を計測すると急に面白くなります。
解けるか解けないか?ではなくて、何分で解けたか?という点に関心のポイントをずらすのです。
何時までにここまでをやると決めて取り組ませるのがいいと思います。
チャレンジ意欲を刺激すると、大きな目標を立てがちだが、それはいけません。
簡単な目標から少しずつ達成させていくようにします。
最長でも1時間半後くらいに終えられる作業がいいでしょう。
(単純作業に休憩をはさまず、1時間半以上続けるのは難しいため)
そうした点がこの勉強法のポイントです。

「体力」→「興味」→「時間」。
子供の集中力に不安を感じたら、まずはここから疑うようにしてみてください。


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