捨てる勇気 [受験勉強]
受験一ヶ月前ともなれば戦争です。
この時期、最も重要なことは何でしょう?
言うまでもなく、過去問ですね。
ところがこの過去問。
使い方を誤ると、あまり意味がなくなってしまうことはあまり知られていません。
最も重要なポイントについては何日か前のブログで話をさせていただきました。
今日はもう一つの重要な点についてお話させていただきたいと思います。
これをあやまってしまうと、過去問を解く効果が半減してしまうので気をつけてください。
それほど重要なポイントとは・・・?
ズバリ、「捨てる勇気」です。
受験に最も成功しないタイプの子供をご存知でしょうか?
これはあるカリスマ予備校講師が何年もの間、受験生を見て気付いたことらしいです。
それは・・・
「旅行で荷物が多いタイプの人間」
もう一度言います。
「旅行で荷物が多いタイプの人間は合格しにくい」
この例えは受験直前に必要な心構えを最も端的に表していると言えます。
しかも、分りやすいです。
受験一ヶ月前まではそんなにこの言葉を意識する必要はありません。
しかし、受験一ヶ月前ともなれば、自分の荷物を徹底的に減らす作業も求められます。
これを、もっと平たく言うなら、「自分を信じよ」ということです。
この言葉は全ての場面や全ての科目に当てはまるわけではありません。
「捨てる勇気」を持て!
まじめに受験で勝とうとしている人間が、この言葉を念頭に置いて行動すれば、必然的に一ヶ月前の過ごし方は決まってきます。
社会や理科など暗記系の科目に集中するようになります。
それを考えない受験生はいつまでも苦手科目を克服しようとします。
これまで3年間、やってきて苦手だったことが残り一ヶ月で得意になる保証はありません。
出来ないことを無理に続ければ自信もなくなります。
これではいけません。
入試直前一ヶ月こそ受験日当日に向けて、自信を高めるための時期だからです。
2009-12-10 19:39
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