モチベーションが続く理由 [モチベーション]

10月5日

こんにちは。
五教科の簡単な解説も一通り終わったところで、さて何を書こうかと途方に暮れてしまいましたが、ネタはまだまだありますので、思いついたところから書いていきます。

今日はモチベーションの仕組みについて考えてみたいと思います。
モチベーション。
やる気の源泉は何かと言えば、感情です。
勉強に対してのやる気だけではなくて、誰かを好きになるのも感情です。
何かを欲しくなるのも感情です。要するに「感情」の働きが僕たちを突き動かします。
あんなに好きだった相手に対して何も思わなくなってしまう・・こうしたことってありますよね?
同じように、どれほどやる気になっても3日間くらいで冷めてしまう・・こうしたことも多いです。
でも、こうした心の動きは「感情のメカニズム」から言えば、当然の結果なのです。
感情には波があるからです。
「やる気」だけに頼った勉強は決して長続きしません。
僕の場合、職業柄、生徒をやる気にさせるのは得意ですが、それだけでは、3日後に迫ったテストになら効果を上げることが出来ても、1年後の受験には効果を上げることは出来ません。
塾長としては、感情を上手く刺激してモチベーションを上げることは必要ですが、そこから先の一工夫がなければダメなのです。
では、別の問題で考えて見ましょう。
どうすれば恋人同士の愛情が冷めないのか?です。
付き合った当初の二人はラブラブです。
お互いの感情が高まっているので、そのままでOKなんですが、感情なのでそのままにしていればいつかは冷めます。これは絶対にそうなっていると考えるのがコツです。
なんか不条理ですが、こうならないと困る面もあります。
例えば、親しい人の死。「悲しい」という感情がいつまでも残れば生きていられません。
自分にとって有益な感情は長く持続させたいのですが、そのための方法が、すぐにその「感情」を行動に変えることなのです。行動に変えることによってしか「感情」は持続されません。
恋人同士であれば、誕生日や記念日をいつまでも祝福し合う。
毎日お互いを褒めあう。こうした行動が「感情」を維持させるのです。
逆に言えば、失恋してつらければ何にもしないことです。
ストーカーなんてしてしまうと、「感情」はいつまでも長引き、解消されない分、自己肥大していきます。
結果的に異常な行動を取ってしまう方もいますが、それは小さな行動の積み重ねの結果なんですね。

さて、「勉強」。
テストで良い点を取った、先生にほめられた、学校説明会にいった・・
モチベーションが上がるきっかけはたくさんあると思いますが、その感情を冷まさないためのコツは、その感情をすぐに何らかの行動に変えることです。やる気だけの勉強は長く続きません。
最新の脳科学によると、脳が行動を命令しているのではなく、体が脳にどんな行動を取るのかの命令をしているということが分かってきているそうです。

「やる気+行動」
とにかく少しでもいいので、習慣や行動に変えること。
それが出来るのは、モチベーションが上がったときだけです。
それを忘れずに意識付けさせるようにさせてください。


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