子供達に言いたいこと [教育全般]

6月9日

Yahoo 知恵袋やMixiを使って世の中の勉強に関する悩みを調べていたのですが、少し驚きがありました。さすがに小学生は少ないですが、中学生くらいになると、自分の力で色々と調べている子がすごく多いということです。
出会い系サイトが社会問題として取り上げられてずいぶん経ちますが、インターネットはもうここまで大衆化しているのかと思うと時代の変化に驚かざるを得ません。
Yahoo知恵袋に書いてある質問内容がまたかわいいのです。
勉強をする約束を守れず、父にパソコンを取り上げられそうです。どうしたらいいですか?
とか、学校のパソコンでエロサイトを見ていることがばれてしまいました。どうしたらいいですか?
など本人は真剣なのでしょうが、つい笑ってしまいます。
そんな悩みならいいのですが、少し気になったのが、自分の親の批判なんですね。
それに同調する仲間と悪口を言い合っているのです。
僕は急に心配になりました。
精神的に未熟な人間は自分の出来ない原因を他人のせいにします。
子供が自分の勉強嫌いの理由を親のせいにしないかと心配になったわけです。
そんな理由から、今日は子供たちに向けてのメッセージを送りたいと思いました。
「原因を人や環境のせいにするな!」ということです。
そう考えることが出来る人生とは、そうでない人生とは全く異なる生き方です。
人や環境のせいにしない人間というのは、自分が世界に対して働きかけているのです。
そうでない人間は、周りで起きる現象に反応しているだけなのです。
僕はすごく難しい話をしています。でも、とても大切なことです。
人生で一番大切なことかもしれません。
子供の間は本当の意味はきっと理解出来ないと思いますが、社会で立派に活躍している大人はそう考えて生きているのです。
そうでない大人もたくさんいますが、そういう人は精神的に未成熟な人です。
本当の意味では幸せになれません。
自分が世界の軸になり、周りを動かしていく行き方をして欲しいと思います。
そうすればどんな困難にも負けない人間になれます。
人間は誰かに依存して生まれてきます。赤ちゃんは親の手助けなしでは生きられません。
子供の間は、誰かの影響を受けてそれに反応することしか出来ないのです。
ミルクがなければ泣くことしか出来ません。
まさに自分のおかれた状況に対して反応していると言えるでしょう。
これを「依存」と言います。
逆の言葉は「自立」ですが、本当の意味で「自立」するためには自分の中にある「依存」の気持ちを少しずつ断ち切っていかなければなりません。
親がうるさい、親は何もわかってくれない、親が塾に行かせてくれない、勉強を教えてくれない、「勉強しなさい」ばかり言う・・のような言葉はすべて「人のせい」です。
「人のせい」にしている限りは、幸せな人生はありません。
「人のせい」をやめたその先に、精神的な「自立」が待っています。
一日も早く「自立」して、困難に負けない幸せな生き方をして欲しいです。

僕は、そう願ってやみません。


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コメント 2

コスモ牛丸

「依存」から「自立」へ。「自立した個人」がさらにレベルアップして、「相互依存」していけるようになれば最高ですね^^。
by コスモ牛丸 (2009-06-10 12:42) 

せんせい

本当に・・。日本は裕福になって「依存」状態から抜け出せない大人がたくさんいるのが問題です。
by せんせい (2009-06-10 23:55) 

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