勉強しなさいは禁句? [勉強の習慣]

5月23日

こんにちは。
今日はなぜ「勉強しなさい!」と言ってはいけないかというお話です。

まずは科学的なお話から・・
これはどこで聞いた話か出所がはっきりしなくて申し訳ないのですが、脳は「勉強しなさい!」と言われると「勉強をした」と錯覚してしまうらしいのです。
要するに言えば言うほど、子供は「充分に勉強している」という勘違いを起こしてしまい、充分に勉強している(本当はしていない)ので、これ以上する必要はないと思ってしまうわけです。
怖いですね。

次は体験談から・・
これは断言出来るのですが、「勉強しなさい」と言われている回数と勉強時間には相関関係はありません。個人差や母親の怖さなどによって変わってくるので一概には言えませんが、「勉強しなさい」には子供の勉強量を増やすという目的を果たす役割は全くありません。
無理やりに子供を机に座らせるという方法を取っても、いつか必ず無理が来ます。ちなみに僕は高校で爆発してしまい、3年間全くといっていいほど勉強をしませんでした。

では変わりに何をすればいいのか?
親が勉強をしてください。
リビングで夫婦そろってテレビを観ているのに、子供だけ部屋に押し込めて勉強をしろなんて言われてもそりゃ無理な話です。
今日からはこうしてください。
テレビを見ている息子を差し置いて、お父さんとお母さんでこっそり食卓に移動し、何やらテキストを広げて楽しそうに談笑を始めます。
そしてこういうのです。

「あぁ・・勉強って楽しいなぁ」
「こんな楽しいこと絶対にやってはダメだよ。子供は遊んでいなさい!」

これで充分です。

「おいおい、一日中、仕事で疲れているのに、今更勉強かよ!家に帰ったときくらい、ビール飲んでゆっくりさせてよ!芝居なんてやってられないよ。」
こんな悲鳴が聞こえてきそうです。
でも、あなたが本当にそう思うのなら、別に子供に勉強を強要する必要はないわけです。
後々明らかにしていきますが、僕はどの子供にでも勉強が大切だとは思っていません。子供のときに勉強をしなくても、立派になる大人はたくさんいるからです。
あと、勘違いしないでいただきたいのは、ここで提案した方法は、「勉強しなさい」と言いたい親が代わりに取るべき作戦であって、すべての親御さんが無理にしていただくことはないということです。
「勉強しなさい」ではますます勉強をしなくなるので、こうした方がいいですよということです。誰かに何かをさせるには結局自分が変わるしかないんですよね。
でも、勉強が本当に大切だとお考えなら、本気で付き合ってあげてください。
習慣がついてしまうまでのことですから、長くても数ヶ月のことです。

芝居を打つわけですが、子供にばれるような演技ではダメですよ。
騙そうとしたのがばれると逆効果になりますから。
本気の演技しか伝わりません。

すべては子供のためです。頑張ってください!

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